こんにちは、とーふです。
お越しいただいてありがとうございます!
私に変化が起きて、鬱々としていたときに哀しかったことを一つ紹介したいと思います。
病気になってからは小さなことにも脅迫観念に囚われるようになっていました。
小学生の頃から読書が好き
元々私は読書が好きです。活字を読むことが好きで、この人の書籍は必ず揃えるというではなく雑食です。
文庫、ハードカバー、雑誌、漫画、ウェブの記事、手作りの部誌などなどそれぞれの良さがありますね。
選り好みして読まないのはもったいないと思っている人間でした。
母も本が大好きな人間で、小さな頃から「本は優しい友だちよ」と伝えてくれました。(少し痛くても良いのです!)
本は私を色んな世界があることを教えてくれた
知らない世界を見せてくれたり、新しい知識、思いもよらない言葉の表現だったり、いつでもこちらから手を伸ばせばどこまでも連れて行ってくれます。
しかしまぁ暗い性格なので、人と趣味や好きなことを共有することはありません。
むしろ一人でニヤリと楽しんでいるので、周囲からは自分のことは話さない奴だと思われているかもしれません。
それでも頭にある考えや知識は誰にも盗むことはできない宝物です。
ここ数年の読書事情
そんな私はここ数年、専門書ばかり読んでページをめくるワクワク感を忘れていました。
病気のせいか、文章を読んでいても気が散りすぎて文字を辿れなくなり、また明確な理由もなく本を手に取ることが怖くなってしましました。
落ち着いたときすごく哀しかったです。
優しい友だちにもう会えないのかと落ち込みました。
しかしそこに転機が訪れます。
まずきっかけになったのは、母がリハビリがてら図書館に行こうよと私を外に連れ出してくれたからです。
最初の頃は、手に取っても開くのが怖くて棚に戻して借りることをしなかったり、借りてみても読めないで終わったりしました。
何度か通うにつれて、少しずつ本たちに慣れていきました。新しく図書カードも作ったりしました。(図書館の人と会話しました)
急に湧いてきた「読みたい」という気持ち
ある日いつものように眠れずにベッドにいた時、急に「読みたい」という気持ちが沸いてきて明日返す予定の本を手に取りました。
そこからは読み切るまで立ち止まることもありませんでした。
その時に借りていた本のテンポもちょうど良かったのですが、読み終わったときのあの独特の高揚感はたまりませんでした。頭が心地よく疲労し、達成感に包まれます。
そして私は再び、一緒に遠くまで行けるような大切な友だちに再び出会えました。
自分の「欲」に従ってみると
時間の余裕が出来た時ふと何がしたいかを考えて、「○○したいかも」と思いついたら
それは自分にとって必要な心のメンテナンスかもしれません。
(時間をかけてでもやってみたほうが良いと私は思います。欲求は全ての行動につながるので、良い方向性に行くことを願うばかりです)
病気と言われてから、違った見え方や感じ方になりました。
出来ないことが多いけれど、ありがたみを心底感じられることも多くなりました。
些細な言葉にも敏感で嫌になることも多いけど、多くを受け取ることができるようになりました。(以前の私にはこんな文章書けなかったと思います)
今回もここまで読んでくださってありがとうございます。